夢見の宇宙空間飛行とアニマルコミュニケーション

眠りについてすぐに、身体にヴァイブレーションが走り始めた。そして、そのヴァイブレーションは、ジェット噴射のように推進力を増し、私の意識を加速させ、夢の世界へと引きずり込んだ。

そして私は、夢の世界の星が瞬く宇宙空間にいた。空間の右下の方には数名の傍観者がいて、私を見ている。私はその宇宙空間をスーパーマンのように腕を伸ばして、自由自在に飛行して楽しんだ。

すると、急に息苦しくなってしまい、意識が夢見の宇宙空間から寝ている自身に近づいた。寝ていた私は、頭の位置が枕からずれて、呼吸がしずらくなっていた。そこで、呼吸をしやすいようにと頭の位置を直そうとしたが意識がうまく伝わらず、少ししか直すことが出来なかった。


そんなことを何度か繰り返していると、飼い猫が寝ている私の腕のあたりの掛け布団の上に飛び乗ってきて、身体を丸くして眠ろうとし始めた。そこで私は、飼い猫と意識の交流を試みることした。

丸くなった猫よりひと回り小さな丸い意識の塊となって、飼い猫の意識に入り込もうとしたがうまくいかない。何度か試みている内に、私の意識の塊の外部が猫の毛に覆われ始めた。これで私は「あともう少しで、成功しそうだ」と感じたが、ここで目が覚めてしまった。

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