変な交通違反

広い庭園に見物客が訪れている。その庭園は、ある地域の地主Sさんの自宅の庭を開放しているものだった。


私は、その庭園の近所にある会社に勤めていた。

会社の前の歩道に続く一画に少し広くなったスペースがあり、私はそこに車を停めようと、会社入り口付近の路肩に車を乗りあげてから、バックで車を移動させた。すると、歩道にいた後輩のHくんが「そこに停めないで、会社前の路肩に停めるように」と身振りで指示をした。

その指示に従い、私は一旦、道路に戻り、会社のある区画を一周するように車を走らせて、再び会社の前に着いた。すると、会社の前には、すでに他の車が停まってしまっていて、私の車を停める場所がなかった。「いったい、どうなってんだ。停める場所なんてないじゃないか」と私は苛ついた。


苛ついて車に乗っていた私のところに警察官がやって来た。その時私は、シートベルトをしていないことに気がついた。「ああ、このせいか」と思ったが、男女二人組の警察官が助手席の窓の方に近づいてきたので、シートベルトを外して助手席の窓を開ける振りをしてみた。すると突然、運転手側の窓から別の男性警察官に声をかけられた。

その警察官が「弁当袋をサイドミラーにかけるのは違反なのは知ってますよね」と私に言う。ドアミラーを見ると、黒いランチバックが引っかけてあった。「ああ、そうだ。さっき食べた弁当のランチバックだ」と昼弁当を食べ終えて、ランチバックをドアミラーにかけ、その事を忘れていたことを私は思い出した。

タグ：雑夢 色彩夢 夢見の多重原理 夢見の感情原理