結局遅れる私

友人のAくんとAくんの子供たちと私は、帰り支度をしていた。そして先に、Aくん家族が荷物の詰め込みが終った。しかし私はまだ終わらず、帰るのが遅れてしまった。


三重になるクリーム色のタッパ式の弁当箱を袋にしまおうとしたら、洗った後のふき取りが甘かったらしく、少し濡れた水が滴り落ちてきた。もう一回、拭き直ししなければと思ったが、この後、近くの学校で、アイドルグループのKTさんと待ち合わせをしていたので、私は焦ってしまった。

すると同じ部屋に居た女優のSAさんが、黄色い金属製の丸みを帯びた四角いドームのような機械の側面にあるトンネルのようなダクトのような穴の奥に、濡れていたその弁当箱を押し入れて乾かしてくれた。これは、この機械の出す排気熱が、濡れていた弁当箱を乾かすのにちょうど良かったからだったらしい。

普段この機械は有料で使用させているものらしかったので、「料金はいくらになりますか？」と私が聞くと、「今回を特別だから〇〇円でいいわよ」とSAさんは答えた。

私はその金額が、かなり安かったので嬉しく思ったが、結局、待ち合わせの時間には遅れてしまうことになってしまった。

タグ：雑夢 色彩夢 夢見の多重原理 芸能人