月明かりもない海辺

深夜、私は知人Fさんと年下の男性と3人でバイクのような車に乗って、海岸の浜辺にある宿舎へ戻って来た。そして私たちは、浜辺へ下りるスロープで車を停めて車から降りた。


夜空を見上げた訳ではないが、月も星も隠れたかのように、周りはとても暗かった。そしてふと気付くと、私は一人きりだった。そこでとりあえず、知人Fさんたちを探しに宿舎へ行ってみることにした。


浜辺を歩いて宿舎に着くと、宿舎は古い廃屋になっていて、誰もいなかった。暗く薄気味悪い雰囲気に不安を感じて少し宿舎から離れた時、私は「これは夢だ」と気が付いた。そして、自意識を確認するために両手のひらを確認した。

「間違いなくこれは夢の中だ」と分かったが、この暗く薄気味悪い雰囲気をどうすることも出来なかった。そこで、「とにかく落ち着いて考えよう」と浜辺に座ろうとしたら、夢から目覚めた。

…時計を確認すると12時40分でした。そして、「変な夢だったな」と思いながら、すぐにまた眠りに入りました。


黒いカーディガン姿の女性が、干し柿のような果物をくれたので左手に持って口へ運ぶと、眠りから目覚め、目覚めた私の左手には何も無く、何もないままその左手を口に運ぶ動作中だった。

…そして、すぐにまた眠りに入りました。


今度は、折り紙で作ったような四角い中皿に水を注いだ物をくれたので、右手を伸ばしてもらい受け、身体へ近づけようとしながら、眠りから目覚めた。しかし、目覚めた私の右手は右足で、伸ばしていた右足を内向きに身体に引きつけようとする動作中だった。

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