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2つの白い世界 [夢日記]

私は下山後、再び入山し、その山道で角の捻れたカブトムシを数匹見かけた。しかし近づくと、そのカブトムシは、一斉に飛んでいってしまった。そこで私は「カブトムシよりもクワガタがいないだろうか」と思い、周りを探してみた。そして、顎の小さなメスクワガタを見つけた。さらに「オスはいないだろうか」と探してみたが、見つけることは出来なかった。


トイレに行きたくなり、山道途中の便所小屋へと入った。その便所小屋は、長いこと手入れをされていないようで建物の劣化が激しく、くみ取り式の便槽には糞尿が溜まり、便器穴の近くまで溜まってしまっていた。その汚さに私は、用を足すのを諦めた。


一面雪に覆われた里山へと下山した。そこで私は、雪山を含めたこの地域全体を所有する大地主さんとその娘の会話を聞いていた。


この一帯にはバリアが張られていて、娘さんはこの一帯から外へ出たことがないらしい。広い雪道には、そのバリアの装置らしい50cm立方体ほどの螺線形をした金属製のような物体が点々と不造作に置かれていた。

大地主の年配男性が「バリアなど張られていない」と言う。それを聞いた娘は、ずっとそうだと思い込んでいたことにショックを受けて、スキーを履いて雪山へと入っていてしまった。そして、どんどんと雪山をスキーで滑りながら雪山の尾根に突き当たり、そこから滑落してしまった。

するとその娘は、私の分身へと変わり、その分身の私は、雪山の急傾斜に建ち並ぶ木々に身体をぶつけながら滑落をし続けていった。


私は、白く無機質なオープンスペースにいた。その部屋では、大地主の娘が2、3人の男性と親しく触れ合っていた。するとそこへ、娘の恋人がやって来た。

その娘と恋人が「これからどうするか」と話し合いを始め、娘が恋人に「あなたにするわ」と答えた。「仲直りしたんだな」と私は思ったが、娘は別の男性とイチャイチャし始めた。しかし、それを見ている恋人がぜんぜん気にしていないようだったので、「この世界は、そういうもんなんだな」と私は思った。


白く無機質なオープンスペースの別の部屋に、何人かの人たちが集まって来ていた。それは何かの計画を実行するための参加希望者たちだった。その実行計画とは、「様々な情報を整理精査し、有益な答えを導き出し、未来予測をする」というようなもののようだった。


私が数人の人と待合室のような場所の長ソファーに座っていると、長身で体格のいい白髪混じりの長髪の年配男性がやって来た。その男性は少し怪しげだったが霊能者のようで、誰かと話しをした後に私のところへ来て、「霊能力があるか確かめてやる」と言い、私を霊視し始めた。

その霊能者男性が、楕円形のプラスチック容器にラップを掛けてから白縁の蓋を閉めたタッパーのイメージを視せながら、「お前は自分の考えの中で留まっている」と言った。それを聞いて私は、
「そんな事分かっているし、みんなそうじゃないか。だから私は、他人を否定したりしていないじゃないか」と言い返した。


参加希望者の全員が参加できることになった。そして、解散することになったので、私はみんなより先にその場所を離れた。

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