シルバーグレーの狼に出会う

睡眠中に脳内では、日常で得た情報や記憶を、毎日、棚卸し整理したりしているといいますが、
「その整理の基準って、いったいなん何だろう」といつも疑問に思います。

夢見に、さまざまな要因があることは、夢日記をつけているとだんだんと嫌でも分ってくるものですが、
その一つに、睡眠時の身体的刺激が夢に影響して現れるというのがあります。

例えば、
「夢の中で、トイレに行きたくなって、トイレを一生懸命に探していて目が覚めたら、
実際にも尿意がおきていた」
「夢の中で、何かに押しつぶされそうになったと思ったら、ペットの猫がお腹の上にのっていた」
などなど、だれでも経験があることだと思います。


そこで、私はあることを試すため、寝る前に、
環境音楽で自然音のCDをリピート設定して、寝てみたのです。

するとこんな夢をみました。
「静かな森の中を散歩していて、シルバーグレーの狼に出会う」という夢です。



この自然音のCDには、水の流れる音に鳥の鳴き声などが収録されていたのですが、
起きてから後々よく聞いてみると、途中で狼の遠吠えが、わずかに聞こえてくる場所があったのです。

まさに、睡眠時の聴覚刺激が夢に影響して現れた結果だったと頷けます。

さまざまな音が流れる中、なぜ、狼の遠吠えだけが夢に影響したかはわかりませんが、
これからもいろいろと試してみたいと考えています。

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