バケツと小さな風呂桶

何かの劇の舞台装置の工事をしていた。

その舞台の上では、タレントのRさんがセリフの練習をしていた。


2階の部屋の工事をしている時に、部屋の畳の上にバケツの水をこぼしてしまった。
その水はみるみると、畳に浸透していった。

慌てて畳をあげると、畳の下地材のうえに水がたまっていた。

下の階に漏れる前に、たまっている水を処理しなければいけないと思っていると、
隅にホースが垂れ下がっていた。
そのホースの先端を1階の風呂桶に入れ、水を逃がすことにした。

そして、小さな風呂桶には、水がいっぱいになった。

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